国家公務員の採用試験本番の流れ

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国家公務員の採用試験本番の流れ

午前中に合格発表を地方で確認、午後1番に採用の面接を申し込んだサトル。
12時ころ、東京駅に到着したサトルは、霞が関に飯を食える場所があまりないことを知っていたので、東京駅でご飯をさっと済ませた。
眠くなってはいけないと思い、軽めに蕎麦にしておいた。
念のため、トイレにこもり、用も済ませておく。

 

そうこうしているうちに、時間になり、第一希望である官庁へ。
思えば、東京に試験を受けるために初めて来た時は、東京というブランドに負けていた感があったし、地理が分からないし、飯を食う場所も、トイレの場所も分からず、電車の乗り方すら分からず色々大変だった。。
大きくそびえたつ官庁のビルを前にするたけで、なんとなく自分が萎縮してしまったり。
今はだいぶ慣れることができて、余った時間で履歴書の最終確認をした。東京に一人で何回か出てきて良かったなと思った。
やばい、それにしても、緊張で足が重い。
とりあえず、面接は受けよう。自分を出し切ることだけを考えよう。

 

さて、採用試験のため、いよいよ本丸の、第一希望の官庁へ。
霞ヶ関駅を抜け、辿り着く。
中に入る前に、警備員に用事を聞かれる。
これもいつもどおりだ。
「採用面接を受けにきました」と伝えると、どうぞと案内され、1Fのロビーのベンチで待たされる。
ベンチではすでに5,6人ほど、採用候補者が待機していた。
その中には、官庁訪問で見たことのある顔もある人もいた。
さすがに、みんな緊張しているのか、どこに焦点を合わせているのか分からない視点の状態のまま、大人しく座っていた。

 

しばらくすると、担当者が
「それでは、こちらへどうぞ」
と。違う部屋に案内され、履歴書を回収される。
そこには、さらに20人くらいの候補者が待機していた。
みんな、スーツを着ていて、立派な顔立ちの人ばかりだ。
自分よりはるかに頭が良さそうに見える。
この中には、官庁訪問で内々定を得ている人ももしかしたらいるだろうし、試験日は今日だけでない。
3日ほど行われるとして、100人弱になる。
その中で、採用してもらえるのは、10人くらいか。
こんなにいるのか・・・。倍率高いな・・・。

 

緊張はさらに高まるばかり。
そして・・・。

 

 

・・・・・・・・・・・・・。

 

 

・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?いつ始まるんだ?

 

とにかく待たされる。
かれこれ、待機室に入ってから1時間ほど待っているが、人数が地味ぃーにしか減っていかない。
そうか、官庁訪問などとは違って、集団形式じゃないから、時間がかかっているらしい。
一人につき、20分くらいは面接をするとして、午前中にも20人ほど受験者いたとすれば、これだけの待ち時間もうなずける。
どうでもいいから、とにかく早く終わりたいのに。
この緊張という鎖から一瞬でも早く解放されたい。
しかし、自分の番がなかなか回ってこない。
そして、サトルは、大事なことに気が付く。

 

まずい、埼玉に4時だけど、ここから何時に出れば間に合うんだ?!

 

まあ、もうそろそろだろ。

 

・・・・10分経過

 

いやいや、そろそろ。

 

・・・・・20分経過

 

あれれ?大丈夫かな

 

・・・・・30分経過
だんだん、焦り始めるサトル。
「まずいな。担当者に言うか?にしても、自分の都合で面接の順番を変えてもらうのは申し訳ない気がする。マイナス評価にならないだろうか。
いやいやいや!!たしか、大宮までここから1時間はかかるはずで、今14時半。面接って何分くらいで終わるんだ?30分だとしても、ぎりぎりやんこれ。」

 

たまらず、手を上げて、担当者に
サトル「すみません」
担当者「はい?」
サトル「すみません、16時から次の面接が控えてまして」
担当者「どちらでですか?」
サトル「埼玉です」
担当者「ほかの受験者で、次の面接が控えてる方はいらっしゃいませんか?少しお待ちください・・・」

 

と言って、担当者が部屋からいなくなり、数分後、担当者は戻ってくる。
そしてサトルに言う。

 

「それでは、サトル君、こちらへどうぞ・・」

 

えっ?もう俺の順番?

 

サトル「あの、すみませんでした。自分の都合なのに・・・。」
担当者「いいよいいよ、気にしないで。もっと早く言ってくれればよかったのに。今から埼玉でしょ?間に合うかな。緊張してるでしょ?」
サトル「はい・・・」
担当者「緊張しなくていいからね・・・って言っても、無理だろうけどね、あはは(笑)
サトル「そうですね・・・・あはは・・・」

 

部屋を出て、廊下を歩く。
緊張で視界が歪む。
合格発表があったのは、午前10時。現在は14時半を少し過ぎたところ。長い1日のはまだまだ終わらない。
むしろ、本番はこれからだ。

 

次に続く・・・。




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