官庁訪問体験記編:人生で初めてアルバイトするサトル

スポンサーリンク

官庁訪問体験記編:人生で初めてアルバイトするサトル

アルバイトが決まらず、家に帰り、悲しみに暮れるサトル。
なんでもいい。
なんでもいいから、金が欲しい。
人生とは無情なもので、そういうときに限って良い話がまったくこないものだ。

 

とりあえず、家の近くにコンビニで好物の甘いものを購入するサトル。
そして、いつもどおり2時間くらい雑誌を立ち読みする。
いつもは、成人向け雑誌を見たりするのだが、今日は違う。
アルバイト情報雑誌を見る。
自分の場合は、昼に専門学校があるので、夜がメインになる。
できるだけ、シフトも、応用が利くのがいい。
でも、どうせやるなら、普段関わることのない世界でアルバイトをしてみたいな。
例えば、ホストとか・・・。
いやいや、真面目に考えよう。
車を持っているわけでもなく、家から近いスーパーかコンビニか・・・。

 

ん?コンビニ?

 

サトルは、レジにフラフラと歩いていく。
その時代のサトルの普段着は、なぜかB-BOYスタイル。
学校でも、ブカブカのジーパン、ブカブカのスウェット。
それにサングラス。安く済むし、楽なのだ。
しかも、身長も180近くあり、割と背が大きい。
そんなチンピラみたいな恰好をしていた男サトルはレジでこういった。

 

「ここ、アルバイト募集してるんですか?」

 

レジの店員はすぐに答える。そして、その人物をサトルは後で店長だということを知ることになる。
店長「はい、そうですよ。」
サトル「アルバイトしたいんです。」
店長「じゃあ、面接しましょうか?明日、夕方いつでも、履歴書を持ってきてください。」

 

後から店長に聞いたが、店の中では
「今の男は、何者なんだ?」
と話題になっていたらしい。

 

後日、専門学校終了後、履歴書を持参するサトル。
サトル「よろしくお願いします。」
店長「よろしくお願いします。何でアルバイトしたいんですか?」
サトル「今、目標があって、東京に行くためのお金が必要なんです・・・」

 

結果は採用してくれるとのこと。
たかが、アルバイト。
されど、アルバイトではあるが、物凄いうれしかったことを覚えている。
最初のころは、ちょうど東京での面接がかさむ時期でなかなかシフトに参加することができなかった。
後で聞いたら、店長はサトルをクビにする予定だったらしい。
しかし、サトルはシフトに入れる日はできるだけ、入るように努力した。
そして、クソがつくほど真面目なサトルに店長は手をさしのばしてくれたのだ。

 

つくづく、人との出会いは、大事にしなければならないものだと思わせられることがたくさんある。
サトルは、今、現在このときに知り合った人と連絡を取っている人はいない。
しかし、この人たちとの出会いがなければ、サトルの今はないといっても過言ではない。

 

アルバイト自体は楽しかった。
自分の銀行の口座に給料が振り込まれるのも一種の快感のようなものを覚えた。
朝9時から夕方15時まで学校、それから急いで家に帰り、夜20時半まで仮眠。
夜飯を食うなど準備をして、22時から朝6時までのシフトに間に合わせる・・・。
寝つきの悪いサトルはさすがに夜勤明けの学校が辛い。
しかし、ご飯も安く済ませられるし、夜勤はお客さんが少なくて、割とマイペースな店だったのですっかり気に入ったのだった。
次に続く・・・。




スポンサーリンク





スポンサーリンク


ホーム 合格体験記 公務員のウソとホント 面接試験対策 女性目線の公務員 リアルワールド掲示板