公務員合格体験記:帝国ホテルで天国を見るサトル

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公務員合格体験記:帝国ホテルで天国を見るサトル

「あれ、サトル君、顔青いし、さっきから何も喋らないけど、ダイジョウブ?!」

 

優しい言葉をかけられるサトル。それもそのはず。つい30分前には、朝飯はどうする、まだつかねーのか?などとペチャクチャお喋りしていたサトルが、急に喋らなくなった。
顔は青く、唇は紫に。

 

サトルは強烈な便意に襲われていた
しかもその強烈な便意、よりによってバスが最後のパーキングエリアでの休憩を終えた直後に発生。

 

理由はこうだ。昨日(といっても、全てバスの中で起きたことなのだが)、念のため、バスの中で眠りにつくまえ、かわいこちゃんからもらった正露丸を服用。
早朝、起床し、パーキングエリアで軽食を食べるサトル。その後、正露丸の効果が切れる・・・

 

最初は別のことを考えていれば30分くらいなら・・・と考えていたが。
ちょっと腹の中のガスを抜こうとするサトルだが、ちょっとでもいきむと、実が顔をだしかねない状況に気付き、すぐに中止。
1+1は2、2+2は4、4+4は8、8+8は16、16+16は・・・・計算式で気を紛らわそうとするが、一向に便意は収まる気配がない。
便意には波もある。急に

 

「キタ!」

 

と思えば、少し良くなり、また急に来る。その感覚は、徐々に短くなってくる。何かの本で見た何かの副作用のごとくサトルの最後の堤防に襲い掛かる。
堤防が決壊寸前のところで、バスは帝国ホテルに到着。しかし、駐車場が混雑しており、なかなかバスが止まらない。
漏らすよりはマシか・・・

 

サトルは立ち上がりついに「先生、トイレ行きたいんで先におろしてください」と直訴する。が、しかし、
担任「駐車場にバスを止めるまで待ちなさい」
とあしらわれる。

 

そんなやりとりをしているうちに、腹は限界。顔は真っ赤。目は充血し、意識レベルも低下。

 

「もう、俺にはトイレしか見えねぇ」

 

山王戦の三井寿状態になるサトル。
そこでもう一回、物凄い形相で担任に直訴
「先生、もう、限界なんですっ!!!!」

 

プシューと空気が抜ける音がしてバスの扉がゆっくり開く。サトルは、野に放たれた野獣のように、日本でトップレベルのホテルであり、日本でトップレベルの気品高い人たちが集う帝国ホテルの中に腹を抑え、決壊寸前の堤防に最後の力を振り絞り力をこめ、駆け込む。冷や汗が体中から湧き出る。
そんな野獣に、ホテルの従業員は、マニュアル通りに声をかける。

 

従業員「いらっしゃいませ、お客様、いかがなさ・・・」

 

サトル「トイレってどこですか?もぅ、やばいんですよ・・・」

 

従業員「トイレは1Fにはございませ・・」

 

サトル「どこですか?どこにあるんですか!?

 

そんなやりとりを数秒した後、地下1Fにトイレがあることが分かり、猛ダッシュするサトル。
そして、トイレにたどり着く。堤防はいよいよ限界を迎えようとしていた。ちょっとでも気を抜くと一気に決壊する。決壊すれば、パーティーにうんこまみれで参加するしかないサトル。まさにデッドオアアライブ

 

トイレにたどりついたサトルは、個室に手を伸ばすが全て満室

 

体を小刻みに震えさせながら・・・というか、すでに痙攣させながらひたすら、人が用を足すのを待ち続けるサトル。
ようやく一つのドアが開く。帝国ホテルっぽい気品高い外国人がトイレから出てくる。
そしてサトルに声をかける

 

「How are you?」

 

満面の笑みだ。天使のようなスマイルだった。
サトルは内心
「ハウアーユーじゃねー!早くどけ!おめーにかまってる暇はねーんだよ!」と思っていたが

 

「アイ、ファイン、センキュー!エクスキューズミー!!」

 

と言って、個室に入る。
やっと用を足すサトル。
あまりの快楽に目から涙が、携帯で自分の顔を見ると、なぜか目と唇が真っ赤に充血していた。
便器に目をやると、そこには、昨日夕方に食べた赤鬼ラーメンの中に入った唐辛子がそのまま

 

そんなこんなで、パーティーに無事に参加し、美味いものを食いまくり(ローストビーフは4枚くらい食った)、元気になった。サトル君なのでした。
次に続く・・・




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