国家公務員の総合職と一般職の違い

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国家公務員の総合職と一般職の違い

平成24年度から、国家公務員1種、2種、3種という区分がなくなりました
いや、なくなったというか、呼び方が変わったというべきか。個人的にはそう思っている。
例えば、サトルが受験生だったころ、国家公務員3種は、高卒者以上を対象とした試験で、17歳以上、21歳未満という年齢制限がありました。
これは、高校を卒業してから3年間はチャンスがあるということでした。

 

現在は、違います。
人事院のページの言葉を借りると「平成25年4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して2年を経過していない者(平成23年4月1日以降に卒業した者が該当します。)及び平成26年3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者」とあります。

 

つまり、高校を卒業すると、高卒者程度の試験については、2年しかチャンスがありません
細かいことを言うと、社会人区分というものもありますが、最初の勤務地が限られます。

 

ほかにも、ざっくり言えば、昔の国家公務員1種は、現在の国家公務員の総合職と呼ばれる区分になります。
また、昔の国家公務員2種は、現在の国家公務員の一般職の大卒者程度の区分の試験を受けることとなります。
ちなみに、当の人事院はHP上で、昔の国家公務員T種、U種、V種とは直接の連続性や関係性はないと公式に発表しているようだ。

 

 

とはいえ、この制度は始まったばかり。試験の時期や内容、年齢制限を見ると、前の1種、2種、3種と呼ばれていた時代の制度を踏襲していることは明らか

 

このホームページを見てくれた人がいずれ「キャリア」という言葉を聞いても「?」となる時代がやってくるかもしれないので、一応こんなことに触れておきました。
ちなみに、総合職と一般職(キャリアとノンキャリア)がどれくらい違うかというと・・・。

 

まず、とある省庁のキャリアは、採用後数年で主査、係長に昇進。
外国の外務省に出向したり、あるいは地方の県庁などに出向。ある程度のポストを与えられ勤務することになります。2年くらいでしょうか。そのあと、霞が関(いわゆる本省)に戻され、何年もの間、激務に追われることになります。激務と言われてもピンとこないでしょうから。

 

睡眠時間を確保するため、寝袋を省庁に持参して床に寝ている人もいるくらいです
本省の課長級以上の役職は、ほとんどがキャリアで構成されています。例えば、ノンキャリアは、いくら頑張っても霞が関の局長になることはできないのが現実です。
まあ、本省の課長補佐というのは、「補佐官」と呼ばれる官職なので、それなりに給料も良くて偉い役職ではあるんですがね。

 

ノンキャリアは、とにかく地味ぃに、年功序列で昇進していきます。
先輩、上司の昇進の様子を見ていくと、自分が何歳で主任になり、係長になり、課長補佐になり・・・というのが分かってしまうくらいです。
ところが、部署によっては、キャリアよりノンキャリアの立場の方が強い部署もあったりします。特に、共通しているのは専門的な知識、経験が必要となってくる部署ですね。
キャリアは、若いうちから、決裁官、つまり、ある程度の決定権限を与えられます。
そして、あまりに異動が激しいことと、もともとの役職が高いため、多くの分野の業務を広く浅く、なおかつ部下の作った資料をまとめ、部下の説明を理解し、それを国の意見として直接的にまとめていく力が必要になります。
逆にノンキャリアは、役職が低いので、一つの分野の業務の表業務はもちろん、裏方業務までこなしていかなければなりません。国の意見として何かをまとめていく業務は、かなり限られてきます。事務的な仕事が多いです。
これだけの違いがあるからこそ、キャリアの責任は重いです。その変わり、給料や役職などが保障されているというわけです。

 

話だけ聞いていると、国家公務員の一般職は出世もできず、ただ淡々と事務仕事をし続けるような印象ですが・・・。そんなことはないですよ。
一般職、いわゆる事務方は、行政の立案、企画にかかせない業務ですから。この人たちなしでは、目的を達成することはできません。その辺のことが分かるのは、実際に公務員になってからですけどね。
次に続く・・・




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