公務員合格体験記:地獄への片道切符!?

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公務員合格体験記:地獄への片道切符!?

見知らぬ環境、見知らぬ土地、専門学校での生活に慣れ始めて、定期的に行われるテストでちょこちょこ勉強も進んできたサトル。
良い友達、良い担任教師に恵まれ、もともと素直な性格もあって、真面目に公務員試験の勉強に励む・・・といっても、専門学校で出される課題をこなすだけではあるが・・・
初夏の5月末ころのことであった。
担任教師「みなさんは、来週から就職合宿に行きます。そこで、働くとは何かについて改めて考えてもらったり、就職に必要な知識や技術を身に付けてもらいますからね。場所は言えないけど、学校からバスで出発して、宿泊施設に3日間泊まってもらうから、着替えとか準備しといてね。服装は全員スーツだから。スーツといっても、就職にふさわしいスーツでくるようにね」

 

クラスの学生は就職合宿ってなんだべと思いつつも、まあ、みんなで旅館かなんか、最悪小学校とかの自然教室的な感じじゃねーか?なんて想像をしながらその日を迎える。
朝も早くから、大型バスに乗り込む生徒たち。
出発すると、隣に座った者同士、ペチャクチャお喋り。一人暮らしの節約術、最近いつ田舎帰った?最近の恋愛事情、何を作って何を食っているか、バイトを始めたかなんて当たり障りのない会話や馬鹿な話をすること2時間ほど・・・。

 

サトルは学校に入学してからの約2か月のことを振り返る。
周りのみんなは、きちんと計画的にこの学校に入ってきた人ばかり。奨学金制度を使っている人もいれば、特待生制度で入学してる人もいる。話を聞くとみんないい人だし、何よりしっかりしている。
自分が高校時代ゲームに明け暮れ、大学受験で受けたとこ全部落ちて、母親の提案で顔パスで入学したことなんて口が裂けても恥ずかしくて言えやしない。が、サトルは仲の良い友達には話していた。
そうやって自分を追い込むことにしたのだ。頑張らねば・・・。
なんてことを考えていたら目的に到着した。

 

バスから降りる一同。そしてサトルだけではなく、誰しもが思ったであろう。

 

「ここ、どこよ?」

 

予想外に高原に連れられ、唖然とする生徒たち。そして眼前に佇む宿泊施設。間違いない。小学校の自然教室的な施設だ。
小学校の自然教室、サトルは喘息の発作で死にかけた苦い思い出が蘇った。

 

午前中はオリエンテーション。施設の使い方、宿泊のルール、就職合宿の説明を受ける。
当然のことながら就職合宿の説明を半分寝ながら聞くサトル。
昼飯はバイキング方式。といっても、学校の給食レベルの品々がちょこっと並び、選ぶこともできないくらいの種類のおかずを、嫌いなものを避けながら選んでいく
あぁ、就職合宿とは、名ばかりで、学校となんかの施設が癒着して、専門学校が設ける仕組みになってんだなーとか頬杖をつき、外に広がる高原を見ながらくだらないことを考える。
あの子いいなぁ、家に帰ったら何をしようか、早く3日たたねぇかなー。おうちカエリタィ

 

そして、午後のカリキュラム。
担任が部屋に入ってきて授業を始めようとするが、なかなか談話が収まらない。
サトルは割とこういうところは真面目な性格であるため、静かにしていた。そして、担任の顔を見た。

 

「?!」

 

明らかにいつもと違う表情の担任。安西先生みたいに優しい先生は身をひそめ、まさに鬼の形相のような顔をしながら生徒たちが静かになるのを見つめている。
だんだんと、生徒たちがその異変に気付く。「シーン」と静まり返る教室内。
次回に続く・・・




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